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茶の湯
宗真
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炉開き🍁
夏の茶箱から、10月、名残の風炉が終わると、茶室は秋の炉開きです。 茶室の炉に釜を掛け、久しぶりに秋の道具を見ると、猛暑が続いた夏が終わり、 今年も秋が来ることを感じます。 掛軸は「関 南北東西活路通ず」。「関」は関所の意味で難関を超えれば活路が開けるという禅語。これか...

高橋宗真
2024年12月1日


初秋
今年の夏は猛暑が続きましたが、ようやく秋の気配です。 掛軸に「月白風清」(月白く風清し)、ススキが揺れる色紙を見る季節になりました。 花は小菊、落ち着いた色合いです。 9月は暑さを避け、釜ではなく鉄瓶を使った茶箱です。...

高橋宗真
2024年10月21日


秋🍂 炉開き
秋らしい日が続く11月、炉開きをしました。 お茶は11月から、釜の位置が風炉から炉に変わり、釜がお客様に近くなります。 湯の音や湯気を身近に感じ、暖かさを伝えます。 掛軸は「関(かん)」。関所の意味でまた新たな気持ちで稽古していくことを意味します。...

高橋宗真
2023年12月3日


秋の実り
夏から秋へ季節が廻ります。 10月、お茶は風炉が終わる月で「名残」と言われます。 点前座の左にあった風炉は畳の中央に置かれ、「中置」になります。 秋晴れの清々しい日もあり、朝晩冷え込む、寒暖の差がある時期で 11月の開炉の前、お客様に火を近づけるという趣向ですね。...

高橋宗真
2022年11月6日


開炉を楽しむ
今年も炉開きの季節。 真夏は猛暑とコロナの心配が続き、穏やかな秋は遠く感じましたが季節は巡って来ました。 棚は淡々斎好み「溜精棚(りゅうせいだな)」。左の丸窓が印象的でよく見ると柄杓(ひしゃく)の柄が藤蔓で組まれています。裏千家今日庵の茶室「溜精軒」の下地窓「杓の柄窓」から...

高橋宗真
2021年12月2日


秋の月
「掬水月在手」(水を掬すれば月手に在り)。 手で掬った水に月が映る。秋の訪れを感じます。初めてこの禅語を知った時、静かな野で、手の中に光る月を想いました。 9月は緊急事態宣言が続き、お茶は今月10月に再開しました。 久しぶりに皆さんとお会いし、夏にできなかった茶箱からです。...

高橋宗真
2021年10月21日


茶正月🎍~炉開き
いよいよ炉開き。11月はお茶の正月と言われます。 茶室を風炉から炉に変えて秋から春の季節を迎えます。 今年は3月半ばで炉を閉じて8か月ぶりの開炉。長い梅雨や猛暑が続き、いつもと違う年でした。今、大きな炉釜で湯の沸く音を聴くことができるのを嬉しく思います。 お道具の紹介...

高橋宗真
2020年11月28日


中置🍂
10月は風炉が最後になる「名残の月」。 お茶は5月から10月まで夏の季節として風炉を使い、通常、点前座の左に置きます。 10月も半ばを過ぎると秋も深まり、風炉を畳中央に置く「中置」の取合わせになります。お客様に火を近づけ、暖かさを感じていただく趣向です。...

高橋宗真
2020年11月17日


御所籠 **茶箱からの創作
今回は14世淡々斎(1893-1964)が創案された「御所籠」の点前を紹介します。 御所籠は御所で使われていた御用籠からデザインされたもので、茶箱を基本に新しい道具を組み合わせています。 お茶碗は2つ重ね、大津袋と呼ばれる袋で包みます。特徴は4枚の古帛紗で、それぞれ役割が...

高橋宗真
2020年10月12日
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