来年の無事を祈って
- 高橋宗真
- 2020年12月23日
- 読了時間: 1分
今年も「無事」を掛ける時期になりました。
コロナ禍の厳しい年でしたが、健康に過ごせたことに感謝し、来年の無事を祈ります。
お点前は今年最後のお稽古の方々です。シックな色合いの着物で素敵です。
濃茶は備前の茶入れと黒楽茶碗の「森」。白い掛分けが霞む山々に見えます。
薄茶の棗は輪島塗「雪華」。雪の結晶文様が7つ、それぞれ繊細なデザインで漆黒に光るようです。作家は「米村司斎」。箱の栞に独学で蒔絵を学びこれからも蒔絵職人として頑張りたいと書いています。この時期にふさわしいとても好きな作品の一つです。
干菓子は四国香川のお土産「讃岐和三宝」。こちらは瀬戸の風景~
いろいろ心配が続く中、皆さんに来ていただき今年のお稽古も無事に終わりました。
来年は禍が去り、いい年になりますように。
Comments