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青丹よし

  • 執筆者の写真: 高橋宗真
    高橋宗真
  • 2024年4月12日
  • 読了時間: 1分

更新日:2024年5月5日



「青丹よし、奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり」。万葉集です。

奈良に行った友人からお菓子が届きました。奈良の銘菓「青丹よし」。

 

掛軸は「春風吹又生」(春風吹いて又生ず)。春風に草木が芽吹きます。

棚は「吉野棚」。丸窓から水指が見え、奥の障子が趣あります。

今日は皆さん、お着物で揃い、お茶は貴人点です。目上の方や地位のある方にお茶を出す時の点前で、床の間の前が貴人席になり、お茶碗は木地の台にのせています。

棗は「蕨(わらび)」川瀬表完(京都)作。

 

「青丹よし」は3月の銘、春を告げる干菓子ですね。

薄紫と抹茶色の緑の柔らかい和三盆が甘く、奈良の花が思い浮かびます。

雛の茶碗と棗の蕨にも春を感じます。



 
 
 

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